師匠の死

 突然師匠の無くなったとの連絡が入った。先日、肺炎のため急遽入院したと連絡があり、お見舞いに行っていた時には、そんな気配は無かったのに・・・・?また一つ悲しみが増えた様だ。しかし、考えて見れば94歳だったから天寿を全うしたと言えば、言えるかも知れないが残念だ。会わなくても生きてさえいれば、安心だったが、いざいなくなると寂しいもんだ。また一人の理解者がいなくなってしまった。

 思い起こせば、私が仙台に赴任した時が38歳、師匠が68歳だった。年の差30歳だ。サラリーマンの一番厳しい時代は40代と言われている。子供が高校、大学でお金がかかる時期、家のローンもある時期、会社では賃金が上がらなくなる時期、まさにそんな時期に知り合った師匠である。

 戦争の話もサラリーマンのあるべき姿も自分の性格も明確で無かった時代に知り合った方だった。自分には人運が有ると思っていた。そんな人生のことを色々学んだ師匠と言える方が・・・?
 先日、退院したら我が家に遊びに来て下さいとお願いしたばかりだった。私の手打ちラーメンでもご馳走いたし

ますと、話していた矢先の事だった。もうこんな年になったら生きていても何の価値があるのだろうと嘆いていた事を思い出した。思い出は尽きない。私と同様お世話に成った人方と思い出話でもしたい気分だ。思い出したら急に悲しくなってきた。

この記事へのコメント

フィッシャーマン
2016年09月17日 13:09
13日に連絡頂き、ありがとうございます。
突然の訃報に驚き、もっと早く会っておけば良かったと後悔していました。80歳を過ぎてもとても元気なので、まだまだ大丈夫と思っていましたが、もう94歳になられていたんですね。後悔先に立たずです。会えばいつも笑顔で、どんなに苦しくても前向きで明るくいこうという考え方に、会うたびに勇気をもらいました。それと同時に、
誇りと矜持を持たれている方だな、と会うたび私は感じていました。
本当に素晴らしい人に会えて良かったと、私は心から思っています。
今度、ゆっくりと師匠について語り明かしたいですね。。

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